子供手当の目的について

子供手当について。

私にはこどもが4人います。
こども手当1人13,000円なので、
4人で1ヶ月52,000円。
そして、支給が4ヶ月に1回なので、
一度に支給される額が208,000円になります。


けっこうな額ですね!


ですが、
我家の場合、
すべて保育料と児童クラブの費用に宛がいます。
少し足りないぐらいです。


今、巷で
「こども手当に便乗した商売」などが流行りつつあるようですけど、
果たして、
こども手当をこども以外の目的で使うことはどうなんでしょうか?



子供手当の目的について


その目的について、
まず『流通を促す』ということもあると思いますけど、
最近、不払いになりがちな子供にかかる費用が
『払えない理由を無くす』ために
あえてつくられたものだと感じています。


小学校の給食費未払いは大きなニュースになってますけど、
他にも子供の費用に関しては、
「お金がないからできない!」
「お金がないから払えない!」
ここがほとんどだと思います。

だから、
子供たちの通常の生活を保障する意味でも
『こども手当』なんでしょう。
国民の三大義務・・・教育の義務
これをまっとうする意味でもあると思います。


ただし、
裏を返せば、
今後、子供にかかる費用で未払いが発生したときに、
「こども手当、もらってるんでしょ?」と
言われて太刀打ちできないようにするためではないかとも考えます。


ですから、
『こども手当』は
確実にこどもにかかる費用に使うべきなんです。


その上、
残高があれば、
欲しい物を買ったり、旅行を計画したらいいと思います。


親御さん方の中で、
ここをシッカリ把握しておかないと、
来年以降、大変なことが起りそうな予感です。


何故なら、


2011年の1月から扶養控除がなくなるから。


扶養控除がなくなると、
通常の給料から引かれる所得税が増えるので、
当然、サラリーマンの場合
手取りが減ります。


自営の場合、
確定申告で控除額が大幅になくなるので、
確実に納税額が増えます。


その辺の改正に伴う増税
それに伴う国保税・住民税などの増加に対する
負担基準の見直しは、今後何らかの措置がとられるのかもしれないですけど、
まだ未定のようですし・・・。


来年、
こども手当が満額『26,000円』になったとしても、
そこの穴埋めができるかは疑問です。


それくらい、
扶養控除がなくなることは大きな負担になると思いますので。


そのうち、
「こども手当貰ってても、納める税金が多くなったから子供達にかかる費用が払えない!」
そういった言い訳が出てくるのも、
予想できることろです。



流通を盛んにして、
不況を打ち破ろうと思えば、
必要なものは購入して、お金を使う必要はあります。


でも、
バブルの時期のように
手元にお金があるから・・・と使い走っては、
あとで後悔することになります。


いずれにしても、
こども手当をもらった分だけ
確実に払う税金が増える!ということなので、
使うなら、稼げ!!・・・ということなんでしょうね。


私は、そう感じています。


いずれにしても、
こども達に未来をつくってあげられるのは、
今の大人なので、

せっかく手元にいただいたお金を
有意義に使いたいものですね☆